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眠りの質を見直しませんか?
【睡眠時無呼吸症候群とは】
睡眠中に何度も呼吸が停止(無呼吸)または減弱(低呼吸)する病気です。その無呼吸に伴って酸欠や覚醒を繰り返し、睡眠の質の低下はもちろん、高血圧や内分泌(ホルモン)のバランスに悪影響を与え、心臓の病気をはじめ様々な合併症を引き起こしたり悪化させたりする、決して軽視してはならない病気です。
【心不全と睡眠時無呼吸のこわい関係】
本来、夜間睡眠中は副交感(リラックスする)神経系が働いていますが、睡眠時無呼吸によって血中の酸素低下が起きると、呼吸を再開させるため交感(活動的な)神経系が働き、血圧の上昇や覚醒を招いてしまいます。この夜間の短時間の血圧上昇(スリープサージ)が知らないうちに血管や心臓に負担をかけて、病状を悪化させてしまいます。
また、心不全の既往がある方の実に76%が睡眠時無呼吸症候群に罹患しているとの研究報告がされており、心不全と睡眠時無呼吸には非常に強い結びつきがあることが分かっています。
【無呼吸の原因は人それぞれ!?】
無呼吸の種類は、原因によって大きく2つに分類されます。肥満や浮腫、舌根の沈下によって気道が塞がる『閉塞型』と、呼吸運動(胸やお腹の動き)が止まってしまう『中枢型』があり、どちらも心不全の方に多くみられます。無呼吸の種類によって治療法も変化するため、当院ではお腹にベルトのセンサをつけて、どちらのタイプか判別できる検査器をご用意しております。これによって、患者様に合わせた最適な治療器をご提案いたします。
【当院検査器の特徴】
●簡易検査器では珍しい呼吸運動センサ搭載!無呼吸の分類が可能です。
●カラー液晶画面で、センサ装着の良・不良を表示。安心して装着が出来ます。
●操作手順を日本語で表示しますので、どなたでも簡単に操作できます。
●お腹の本体で体位を判定。寝姿勢による無呼吸頻度が確認でき、寝姿勢の見直しができます。
【閉塞型の睡眠時無呼吸治療器:CPAP】
正式名は持続型気道陽圧ユニット(CPAP)といいます。鼻にマスクを装着し風を送ることで、気道を広げ閉塞するのを防ぐ治療器になります。マスクの装着感や風圧がかかるため、慣れるのにはやや時間がかかる方もおられますが、正しく使用することで、無呼吸やイビキを大幅に軽減することが可能です。
実際にCPAPを使用した方からは、「イビキが無くなった」「夜トイレに起きなくなった」「朝や日中の血圧が下がった」など、効果を実感される方も多数いらっしゃいます。
【中枢型の睡眠時無呼吸治療器:ASV】
ASVは、慢性の心不全の方で呼吸の乱れによって起きる中枢型無呼吸の方向けの治療器になります。呼吸が弱くなったり、止まったりしたときにそれを補うように空気を送り込んでくれる、患者さんに優しい在宅人工呼吸装置です。
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